7月16日に自民・公明両党が、圧倒的な国民の憲法違反であるという国民の声、法案に反対する世論を無視して強行した安全保障関連法案=戦争法案の衆議院本会議での採決と前後して、県内各地域、各層で戦争法案反対の動きが活発化しています。
18日13時には、澤地久枝、瀬戸内寂聴さんらが呼びかけた俳人の金子兜太氏作「アベ政治は許さない」と書かれたポスターを全国一斉に掲げる行動に高知城前、帯屋町商店街、多くの個人が取り組みました。(写真上)
19日夕には高知市の丸ノ内緑地公園で「憲法アクションin高知2」で600人が参加して商店街をデモ行進。集会では中西法貴弁護士が「仮に安全保障上必要があったとしても、憲法の枠内で法律を作ってはならない。必要性があるなら改憲手続きを踏んだ後に成立させなければならない。時の権力者が『必要だから』とやれるようになればとんでもないことになる。次の選挙で安倍政権を倒すため主権者として声をあげていこう」と発言しました。
19日午後には高知市の県立文学館でこうち九条の会全県交流集会。80人が県下各地域の九条の会の運動を持ち寄り、高知市福井九条の会の代表は「衆院で強行採決されたが、負けではない。これからだ」。11月3日に大江健三郎氏を招いた憲法集会を大成功させることを呼びかけました。
16日には「戦争立法に反対する女性の行動」のメンバーが会見して戦争法反対の意思表明。
14日には、高知市帯屋町で高知アーチスト協会が戦争法案反対のパフォーマンス(写真下)。いの町に住むホーミー奏者の岡林立哉さんらが「型にはめずに、今僕らができるやり方で声をあげよう」と呼びかけたもの。ダンサーの大村憲子さんは「政治的なことは初めて。今動かなければ後悔すると思った」とコメントしました。(2015年7月26日 高知民報) |