7月2日の高知市議会閉会日、中学校給食の実施にあたり春野地域で独自に実施してきた地産地消の継続、災害時対応強化のために春野中学で自校方式による給食を求める3200人余の請願を採決し、賛成少数で否決されました。同請願は6月29日の経済文教委員会では市民クラブ、共産、みどりの会の賛成多数で可決していましたが、本会議では市民クラブから3人が脱落して一転否決となりました。
請願に賛成したのは共産7、市民ク5、みどりの会1、氏原嗣志議員。
反対は新風ク6、公明6、新こうち未来3(氏原除く)、市民ク3(近藤強、田鍋剛、岡崎邦子議員)。
民主党県連副代表の近藤議員は委員会採決では自ら賛成しながら、本会議では反対という不可解な態度で取材に対しては「春野だけは難しい」とコメント。田鍋・岡崎邦議員は自治労組織内候補です。
また同日採決された「安保法案」に反対する意見書には、共産下元博司議員が賛成討論、新風ク、公明、新こうち未来が反対討論に立ちました。公明・山根堂宏議員は昨年公明会派が集団的自衛権行使容認する閣議決定に反対する意見書に賛成したことを意識してか、「安保法制は9条と矛盾しない」と繰り返しました。採決の結果、16対17で否決されました。(2015年7月12日 高知民報) |