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会見に臨む岡崎高知市長(右)
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岡崎誠也・高知市長は6月11日の定例記者会見で国会で審議中の「安保法制」への見解を問われ、「理論的に無理が出てきている」と回答。憲法解釈変更による集団的自衛権行使を批判しました。
記者 市長はこれまでも解釈改憲による集団的自衛権行使に批判的だったが、国会で審議中の「安保法制」への見解を。
岡崎市長 6月議会でも論戦になると思うが、集団的自衛権自体は否定しない。東シナ海等も非常に緊迫してきている。
やはり、憲法では個別的自衛権しか認められていないということが、これまでの内閣法制局を含めた政府の見解だった。集団的自衛権を行使するなら憲法を改正するのが筋だと、これまでも議会で答弁している。今でも同じ考えを持っている。そうしないと、国会で非常に議論になっているように、いろんな意味で理論的にちょっと無理もかなり出てきている。
集団的自衛権を正式に行使するなら、憲法改正が筋ではないかということは、これまでの答弁と変わっていない。(2015年6月21日 高知民報) |