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高知新港に着陸した米陸軍UH60
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6月7日、高知県内各地で南海トラフ地震などを想定した平成27年度高知県総合防災訓練と日米共同統合防災訓練が実施され、高知市仁井田の高知新港会場に米陸軍UH60(ブラックホーク)が傷病者を積み下ろす訓練のために離着陸しました。
当初ブラックホーク2機が高知新港に着陸する予定でしたが、直前に1機に変更。土佐清水市から飛来した機体に米軍4人、陸自5人が乗り、傷病者役の陸自隊員を積み下ろし、給油のため香南市の高知駐屯地へ飛び去りました。この機は八尾空港で給油して座間へ帰還しました。
今回の訓練は高知県防災会議(会長は尾ア正直・高知県知事)らが主催する県総合防災訓練に陸海空自衛隊と在日米軍による日米共同統合防災訓練(27TREX)を並列させて実施したもの。
県が実質的に主催する防災訓練への在日米軍の参加は初めてのことです。
訓練会場は四国各県と愛知、三重、滋賀、奈良、和歌山各県と周辺海空域=高知県内は高知新港、室戸市、土佐清水市、四国各県など。
参加機関は高知県、各市町村、消防機関、県警、海保、四国地方整備局、陸自、海自、空自、在日米陸軍、自主防災組織、医療機関、ガス会社、四国電力、NTT西日本、携帯電話会社、量販店など。
参加した航空機は米陸軍UH60の他に空自・陸自CH47J、UH1J、県消防防災ヘリ、県警ヘリ、ドクターヘリなど26機。船舶は海自輸送艦くにさき・LCAC、海保巡視船とさ等。(2015年6月14日 高知民報) |