2015年5月24日

戦争立法閣議決定に抗議
 
戦争立法反対を300人が訴え(5月14日、高知市役所前)
自衛隊がアメリカ軍とともに戦争に加わることになる「戦争立法」を5月14日に安倍内閣が閣議決定したことに抗議し、廃案を求める緊急県民集会が同日、高知市役所前で開かれ300人が参加。主催は郷土の軍事化に反対する県連絡会。

集会では徳弘嘉孝・県平和委員会代表委員が「この法律は戦後の日本のあり方を一変させる。自衛隊が戦闘地域に派遣され、戦死者も出る。アメリカと一緒に戦争をすることで信頼が失われ、海外で活動するボランティアも危険に晒す。絶対に認めてはならない。反対の声を大いに広げていこう」と基調報告。

松尾美絵さんが「いつでもどこでも戦争行為ができるようにしようとしている。憲法は生きたまま殺されてしまう。なぜ戦争準備が必要なのか。私たちは外交努力による解決を望んでいる。殺すことも殺されることも拒否し抵抗していく」と訴え、棚野美佳・新日本婦人の会高知支部長が、同法案の廃案を求める集会アピールを提案し採択されました。

参加者は集会終了後、帯屋町商店街をデモ。「戦争立法を許すな」とシュプレヒコールを上げながら市民に訴えました。(2015年5月24日 高知民報)