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当選を決めた吉良、塚地、中根、米田氏(左から)
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いっせい地方選挙前半戦、県議会議員選挙が4月12日に投票され、日本共産党は高知市区で得票、得票率とも伸ばし現有4議席を確保。高岡郡区では新人の橋元陽一さんが惜敗、南国市区でも新人の岡田芳秀さんが大健闘しました。四万十市区は現職の岡本和也さんが及ばず日本共産党の議席は5から4議席になりました。
高知市(15) 現職の塚地佐智、米田稔、中根佐知、吉良富彦さんが当選。得票数24822票、得票率22・17%で、前回の23659票、19・9%から前進させ、塚地候補のトップ当選など「戦争へ向かう道を食い止める」との訴えが有権者に届く結果になりました。
同選挙区の党派別獲得議席は共産4、自民4、公明3、民主1、無所属3。公明は前回より3000票近く票を減らし自公政権への批判が表面化。教育勅語賛美など反動的な発言が目立った自民現職が落選しました。
高岡郡(3) 定数が前回より1減の3となった同区では新人の橋元陽一さん5031票、15・96%を獲得(前回4313票、12・6%)。3位候補へ66票差まで肉迫しましたが、惜しくも届きませんでした。
南国市(2) 岡田芳秀さんが3814票(23・71%)を得、2位候補を223票差まで追い上げました。
四万十市(2) 現職の岡本和也さんが4954票、27・12%を獲得(前回5788票、30・13%)しましたが及びませんでした。
当選した自民公認は17議席に。安芸市、高知市、土佐市の現職落選など、県民の安倍政権への批判が示されました。
佐竹県党県委員長の談話 訴えには確かな手応えがあり、戦争への道、暮らしと地域の困難に苦しむ多くの県民から共感を寄せられたが、党の力量不足があった。選挙戦で掲げた政策実現、後半戦の全員当選へ奮闘する。(2015年4月19日 高知民報) |