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せっかくの看板だが効果は今ひとつ・・・ |
多くの県外観光客が押し寄せる高知城北側の路肩駐車許可エリアで、県外客が許可外駐車して摘発される事例が多く発生していることから、県おもてなし課はこのほど、違反駐車をしないよう注意を喚起する看板を設置しましたが、さて効果は上がるのでしょうか。
現状は交通事情に詳しくない県外客が許可範囲の外側に駐車したり、日曜・「休日」のみが駐車可とされているため、土曜日に駐車して摘発される事例が目立ちます。
高知城周辺は駐車違反取り締まり重点区域で、頻繁に巡回する駐車監視員が駐車時間にかかわらず問答無用に違反ステッカーを貼っていきます。
違反金は基本的に15000円。観光先でこのような目にあえば、印象が最悪になるのは想像に難くなく、県おもてなし課では現地に看板を設置して、許可エリア外のゼブラゾーンに駐車しないよう、また駐車可能であるのは日曜と「休日」の7時から20時であることなどを表示しました。
しかし、せっかくの看板ですが、表示が分かりづらく、設置後も許可外エリアに駐車する車が相次いでいます。県おもてなし課は「高知県にきてくれた観光客が嫌な思いをすることのないようにと看板を立てた。分かりにくければ様子をみて書きかえることも検討する」。
県警交通規制課の取材への回答は以下。
―県外客が駐車違反で多くやられている。
県警 駐車許可範囲が分かりにくいという声があったので、補助板と路面のゼブラで分かりやすくした。警察としてやれるのはここまで。違反があれば取り締まる。
―なぜ土曜は許可されないのか。
県警 昭和54年、日曜市出店者や観光振興のために日曜日と休日が許可されている。
―土曜が半ドンの時代のままだ。変更の検討はされていないのか。
県警 していない。
―変更を求める声が県などから来ていないか。
県警 来ていない。(2014年4月27日 高知民報) |