 ２０１４年４月６日 |
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| 尾﨑知事 「高知市議会決議、大きな重い意見」 |
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尾﨑知事 南高校をめぐる一連の議論では、本当に多くのみなさんの思いがこもった議論が展開されている。多くの皆様の思いを大事にしながら丁寧に時間をかけて議論を積み重ね最終的な成案に至ることが大事だ。 記者 再編案を承認しているのか。 尾﨑知事 教育委員会が最終判断してから、私自身が最終判断することになる。これから教育委員会で引き続き議論をしていくので、最終的な成案を見て、予算関連で私自身が判断をしていく。 ただ２６年度予算編成過程で国際バカロレア、グローバル化をすすめていくこと、高校再編について、こういう方向で行こうという教育委員会の意見は承知していた。 記者 再編案と一体のバカロレア関連予算は知事自身のゴーサインではないのか。 尾﨑知事 逃げているつもりはまったくないが、まだ最終案ではないので、ＯＫしたとか、しないとかいう段階にきていない。教委が世に問うということについて了知していたということ。 記者 高知市議会が計画撤廃を求める請願を可決したが。 尾﨑知事 今後の議論の中で加味していかなければならない大きな重い意見だ。 記者 請願は計画撤廃を求めているが、選択肢としてあるのか。 尾﨑知事 丁寧に議論していく中で、いろんなことを考えていただくことかと思うが、どういう選択肢があるかを私が今言うべきではない。撤廃もあれば、この案で行くべきという意見もある。いろんな議論を聞き成案を練っていくという以上でも以下でもない。ただ市議会の意見はやはり重い。意見を聞きながら議論を重ねていく。 記者 当初予算でスーパーグローバル・ハイスクール認定による国費を見込んでいたが、認定されなかった。予算の扱いは。 尾﨑知事 最終的に選択された学校数が絞られ、すでに具体案ができている所と比べ、これから準備するチャレンジとして手を上げた我々は有利ではなかったようだ。 しかし、国としてグローバル人材をめざす高校を養成する門戸は広がる方向で議論が展開されていくだろう。いろんな形でチャレンジしていくチャンスは残っている。ひき続き認定を受けられるよう努力を重ねる。 国の認定を受けようが受けまいが、グローバル人材育成を図ることは高知県にとって大事であり、取り組みはしっかりすすめる。グローバル人材育成は、世界がグローバル化していく中で大事だ。偏狭なナショナリズムを排する意味においても、国際的信義にのっとった相互交流にも重要だ。交易が盛んになっている現代だからこそ、世界で活躍できる人材育成はいろんな面から求められていく。そういうことに力点を置いた高校を作ることは必要ではないか。（２０１４年４月６日 高知民報） |
