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南廃校計画反対意見書を決議した高知市議会(3月26日) |
3月26日に閉会した高知市議会は一般会計、国保特別会計などの来年度予算を賛成多数で可決。日本共産党市議団は国保料を大幅に引き上げる予算削除を求め修正案を提出しました(賛成少数で否決、原案にも同党は反対)。意見書議案・請願では県立高知南中高校の閉校計画撤廃を求めることが賛成多数で決議されました。県教委の高校再編計画に地元自治体議会から待ったがかかったことにより、今後の議論に大きな影響がでると思われます。
岡田泰司議員が予算修正案の賛成討論で「乳幼児通院医療費助成拡充、同時入所第2子の保育料無料化、経済対策としての住宅リフォーム助成制度創設などは市民の願いに応えるものとして高く評価するが、国保険事業特別会計で1世帯当り平均5000円の引き上げが提案され、命に直結する重大な事態を招く。市民の命を守る責務を負う市議会議員として断固反対する」と主張。
浦戸湾の埋め立てへの同意議案は共産のみの反対で可決。意見書議案・請願・陳情の採決では、「高知南中学校・高等学校の閉校案に反対する意見書」と同趣旨の請願を賛成多数で可決(※)、「伊方原発を再稼動させないことを求める意見書」は、共産、市民クラブ(岡ア豊議員以外)、川村貞夫議員の賛成少数で否決しました。
※賛成は公明、共産、自民みらいの会、市民ク(田鍋、門田以外)、新風クラブ(平田のみ)。反対は新風ク(平田以外)、市民ク(田鍋、門田)、みどりの会(近森)。名字のみ、敬称略。(2014年4月6日 高知民報) |