2013年1月13日

重度障害児通学支援に光 高知県教委「何ができるか研究する」

重度心身障害児の特別支援学校への通学時に、介護タクシー利用の助成を拡大して保護者の負担を軽する施策拡充へ、高知県教育委員会が前向きな検討をはじめました。

12月11日の県議会12月定例会本会議で、障害児と保護者の実状に応じた支援策を求めた米田稔議員(共産)の質問に答え、中沢卓史教育長は「保護者の負担は理解できる。国に制度拡充と運用改善を求めながら、県教委として何ができるかを研究する」と答弁しました。

中沢教育長は取材に「特別支援教育をめぐる状況も以前とはずいぶん変わってきている。国とも相談しながら、県教委として何ができるかよく勉強する」とコメントしました。(2013年12月22日 高知民報)