日米共同統合防災訓練 高知県・3市長が質問状
尾ア正直高知県知事は自衛隊と在日米軍が10月25日から27日にかけて室戸市、香南市、土佐清水市で計画しているオスプレイを使う「日米共同統合防災訓練」にむけた要請書を3市長と連名で9月19日、小野寺五典防衛大臣に送付しました。訓練の詳細、ネバダでのオスプレイ事故を踏まえた機体の安全性、事故が起きた時の対応を問いただす内容。

要請書は「自衛隊と在日米軍が災害支援の連携要領を確認する防災訓練は大変有意義」とする一方で、オスプレイについて「安全性に関しては、まだ県民の懸念は十分払拭されていない」とし、以下を質問しています。

@今回の訓練が高知県で実施されることになった背景、オスプレイが参加予定となった経緯。
Aオスプレイの運用内容、訓練形態。
Bオスプレイのネバダ事故を踏まえた、機体の安全性。
C日米合同委合意を踏まえ、飛行モード転換や進入ルートの対応。
D住民や地元関係者への説明への考え。
E万一、事故が起きた場合の対応と地元自治体への情報提供のあり方。
(2013年9月29日 高知民報)