(東日本大震災では被災者の自助努力、自己犠牲な精神が世界から絶賛され、「日本の心」が生きていると前置)
明治時代にも今日と同じような退廃が問題になった。(略)日本の窮地から脱出する契機をおつくり下さったのは明治天皇。地方巡幸を通して日本の危機的な状況を知ると、すぐさま教育の根本を日本の歴史や伝統を踏まえたものに改めるよう考えを示した。これをふまえて発表されたのが教育勅語だ。(教育勅語の現代文訳を全文紹介)
その内容は現代でも遜色なく通用するものだ。私が申し上げたいことは教育勅語が示した国の形と目指すべき日本人像は今日の私たちが大災害で得た気づき、まさしくこうあるべきと考える姿とぴったりと合致する。
私たちはこれからの日本のために、自身の手に教育の指針にもう一度教育勅語を取り戻さなければならない。その第一歩として、県内の教育機関において、先生、生徒を問わず、教育勅語について学び、触れる機会を設けてはいかがか。
私の車の後部には小さな日の丸のシールが貼られている。これに気づいた県民や県庁職員には右翼みたいですよという人がいる。国旗イコール右翼という図式と、その中で明らかに否定的な感情が生じるよう教育で教育され続けた成果だ。(略)
残念ながら日本人の心は汚染されている。これこそ間違った教育の成果だ。私たち一人一人は脆弱だ。だからこそ絆の言葉の通り、共同体をつくりさらには国民国家を形成している。その象徴たる国旗や国歌を否定する人間は深刻な教育の被害者であり、教育行政として責任を持って再教育していく必要がある。(6月20日の6月県議会本会議での質問)(2013年7月7日 高知民報) |