「暴力団と付き合ったと思っていない」 西岡県議のコメント
 
取材に答える西岡県議(3月27日、高知県議会)
3月27日、西岡寅八郎県議(自民)が県議会内で元組長との関係について報道陣の取材に答えたコメント要旨を紹介します。

元組員は間違うてないけど、何で死ぬまで肩書きかわらんの。名古屋の高知県人会のメンバーじゃないの。れっきとした港湾事業や宅建事業をして、財界活動してるやないの。厚生年金ももらってるやないの。

あの新聞が(高知新聞)出てから、僕に関係しているところにも遺族がおるよ、土電の納入業者にも甥がおるよ。あの新聞みて電話がかかってきて、涙ぐんで「西岡さん迷惑かけましたね。いつまでたっても私たちは暴力団の親戚ですか」。

名古屋県人会で知事からみんなあ、食事して一緒にやっている。酒を(一緒に)飲んだら暴力団かえ。もう少し報道は配慮してやらんといかんで。

30年前に辞めて、名古屋の県人会に行っている人を紹介して何で暴力団になるの。土佐中の卒業生、僕の先輩で。伊野です出身は。(竹本社長に紹介した)意図は何にもないよ。

提供者(今回の情報ソースの特定株主を指す)、あんたら(取材陣を指す)知ってるやろ、どんな人か。いくつも名刺もってるぜ。提供者の名前を出したらどうぜ。この人は高知のゴルフ場の正会員にもしてくれん人。高新のやりゆう土佐カントリークラブも断っている、正会員を。その人が提供者やいか。

僕はまったく暴力団と付き合ったと思うてない。あの人が本当に暴力団と思うの、あんたら。なんで暴力団が厚生年金もらわないかんの。もう少し冷静に考えてよ。

更生できんわね、あんたらの感覚じゃ。暴力団やめても、いつまでも暴力団いうやったらよ、更生せんほうがえいやいか。(元組長の)身内から何人も僕のところに電話がかかってきた。「まだこんなに言われますか」。人権の問題で。そんなこと取材してえいと思うかえ。もう少し、バランスの取れた報道をしてほしい。

名古屋の空港に行ってよ、全日空の職員をスカウトする用事がすんだから、土佐高の向陽会の人に電話して、それで食事しようやいかと。みんなあ県人会よ。わざわざ紹介しやせんぜ、用事で行ったついでに会うてやね、学校の先輩で伊野の人であり、姪御さん甥御さんを従業員に連れてるから。新幹線に乗らんといかんから、名古屋駅前のグランドホテルで電話して、そこで会って食事して何が悪いの。
意図的に何を勘ぐりゆうの。紹介しちゃいかんの。竹本がどう言うたかしらんけど、それと僕が暴力団を紹介したというのは違うやないの。(なぜ竹本社長が弘道会などの名前を出したのかと聞かれ)そら竹本に聞けよ。暴力団を紹介はしていない。それだけ言っておく。

(真相解明は)やったほうがえいと思うよ。はっきりするやないの。僕はやってほしいと思う。これをやってもらわんとやね、銀行の融資も全部終わりや。700人の職員の生活はどうなる。(2013年4月14日 高知民報)