|
熱心に討論する高校生たち(10月28日、高知市帯屋町) |
高知県こども条例にもとづく「こども条例記念日フォーラム」が10月28日、高知市帯屋町商店街で県下各地域・11校の中高生26人が参加して開催されました。
フォーラムには嶺北、南、追手前、丸の内、高知農、大方、土佐、学芸、高専(高校)、日高、高知、土佐(中学校)から参加があり、将来の夢、高知の魅力、高知の自然などについて討議。
「夢を実現するには資格、好きなことを続けることが大事」、「自然と人間が共存するには開発しても、緑を残すことが必要」などという中高生自身の意見が発表されました。
このフォーラムは「県こどもの環境づくり推進委員会(委員長=山中正男・高知市立一宮中学校校長)が高校生委員らと準備をすすめてきたものですが、県議会で自民党県議団、公明党県議が同条例の子どもを主人公にした理念に対し、「教育と,矛盾する」、「前橋本知事が目立つことに飛びついた」、「条例は学力伸長を阻害する」、「手放しな子ども礼賛に疑問がある」などの理由から予算を執行するなという強硬なクレームを付け「政争の具」と化したために、例年夏休みに開かれていたものが今年度は10月末に遅れこみました(9月に予定していたが台風のため延期された)。(2012年11月4日 高知民報) |