10月9日の高知県議会議会運営委員会で、日本共産党が提案した「オスプレイ通過に抗議する決議」を議案として認めるかどうかの協議で、土森正典議員(自民)と米田稔議員(共産)の間で以下のようなやりとりがありました。
土森議員 決議に緊急性がどこにあるのか説明してもらいたい。
米田議員 洋上ではなく、わざわざ遠回りといえる四万十市、土佐清水市上空を通過したことが明らかになった。県民に大変な驚きと何とかしたいという声が広がっている。(県議会として意思表示する)最も近い機会が今だ。次の議会を待つわけにはいかない。緊急に高知県民の意思を表明する必要がある。できるだけ県民の総意をあらわすために、安全確保を無視して本県上空を通過したことへの抗議に主眼においた決議を提案した。
土森議員 可能な限り水上を移動するというのが日米合意だ。絶対ではない。
米田議員 可能な限りだからよいという立場では、結局、好き放題に飛ぶということになり、主権国家としての役割が果たせないし、住民の不安を払拭することはできない。ものを言うことが大事ではないか。
土森議員 ものを言っておけということか。
米田議員 そうだ。
土森議員 私も(四万十市で)飛行をみた。別に不安を覚えたことはない。(2012年10月21日 高知民報) |