2012年1月1日

アートゾーン 藁工ミュージアムが始動

 
 
(上)藁工ミュージアム開館イベント
(中)パリに渡ったニッポンのアール・ブリュット展

(下)障害者の美術について語る東ちづるさん
戦後まもなく建てられた藁保存用の倉庫(高知市南金田)をリノベーション(大幅改修して新たな価値を加えること)して障害者や専門的な美術教育を受
けていない作家の作品を中心に展示する藁工ミュージアム(美術館)・ミニシアター・レストランなど、アートゾーンとして活用する取り組みが始まりました。2011年12月23日には尾ア正直・県知事らを招いてオープニングイベントが盛大に開かれました。

同ミュージアムを運営するNPO法人ワークスみらい高知代表の竹村利道さんが「協力を頂いた方々に心から本当に感謝したい。今日はスタート、どんど
ん良い物にして、高知の誇り、日本の輝くアートゾーンにしていきたい」と謝辞を述べました。

同日から「パリに渡ったニッポンのアール・ブリュット展」が開幕。(2月19日まで、火曜休館)。24日はタレントの東ちづるさんと福岡伸一・青山学院大教授が、アウトサイダーアート、科学と芸術について講演しました。(2012年1月1日 高知民報)