2012年8月26日

福井照議員 「伊方再稼動急げ、安全は暫定的物差しで」 衆院環境委

8月7日の衆議院環境委員会で自民党の福井照議員(高知1区)は運転開始から40年を経過した原発を原則廃炉にする政府の方針について質問し、40年を超える長期間の運転、伊方原発の早期再稼動を求めました。質問の該当部分、政府答弁の要旨を紹介します。

福井議員 40年を超えたら全部だめという議論はあり得ないし、そして、たまたま超えてもいいということにしていただきましたけれども、1回限りというのも理論的じゃないわけですね。

もっと言うと、中から壊れるというのは原子炉工学家がもう数10年間やってきたわけですけれども、外から壊れるという想定外の事態にどうやって対処するか、その安全性の確率を1万倍、1億倍に高めていく作業をしなければ国民世論が再稼働オーケーにはならない。

特に四国は、伊方がないので、毎日4億円石油代をかけている。この四国で電気代がもし上がったら、四国から工場が出ていったら、今でも一番貧しいのに一体どうするんですかという声が、インプリシット(潜在的)な、国民の意識にはまだ上がっていないんですけれども、しかし、私たちはそこを説かなきゃいけないので、この伊方について、原子力規制委員会の人事も決まっていないんだけれども、規制委員会ができて、尺度をつくってということになりますと、1年2年はすぐたっちゃうから、暫定的な物差しを作って是非伊方の再稼働をしていただきたいと思います。

糟谷敏秀・資源エネルギー庁電気ガス事業部長 規制委員会が発足した後、独立した立場から安全性の評価を行っていただくことになる。原子力が止まりその分化石燃料を焚き増していることで、日本全体で3兆円の追加的なコストがかかっている。この状況が続くと早晩電気料金の値上げ、産業競争力の低下、国民負担の増加が懸念される。我々の立場から独立性を持って審査にあたる規制委員会にどうこう申し上げるわけにはいかないが、国民経済への影響を鑑み、速やかに規制委員会が発足して、速やかに基準を見直していただいて判断いただくことを期待している。
(2012年8月26日 高知民報)