2011年6月19日

原発いらない 一緒に歩こう 6・11行動 
高知市で250人がデモ

 
雨の中でもかかわらずデモでは親子連れの姿が目立った(6月11日、高知市)
福島第一原子力発電所事故から三カ月目の節目に原子力発電からの撤退を求め全国150カ所で取り組まれた「6・11全国脱原発100万人アクション」の一環として6月11日、県内2カ所でデモ行進があり、「原発はいらない」、「伊方原発をとめよう」とアピールしました。

高知市では市民グループ「グリーン市民ネットワーク高知」、「なくす、原発。Nacks」、「天の川工房」(中土佐町の染織工房)がインターネットやチラシで呼びかけ。250人が丸ノ内緑地公園に集まり帯屋町商店街周辺を行進しました。

デモには呼びかけに応えた労働組合などとともに、インターネットでデモを知り参加した親子連れや若者の姿も目立ち、「NO原発」、「原発からの撤退」、「原発さん今までお世話になりました」などと書かれたプラカード、防護マスクなどによるデモンストレーション、パーカッションや野球の応援グッズを使った思い思いのスタイルで「原発いらない」という声をあげました。

デモに参加した20代の女性は「楽器を持っている人もいて、原発反対にもいろんな表現の方法があって楽しかった。商店街を歩いていた人にはかなりインパクトがあったと思う」と話していました。

四万十市中村では30人が同市大橋通りの赤鉄橋下を出発して中心市街地を行進しました。(2011年6月19日 高知民報)