2011年5月29日

四万十市で脱原発行動 60人が「伊方を止めろ」、原発いらない」と訴え

 
赤鉄橋を出発するデモ(上)、四電でのアピール(下) 5月21日、四万十市
原発ゼロをめざす行動を幡多でも。5月21日、四万十市中村で「脱原発四万十行動」が取り組まれ、約60人がデモに参加。「原発いらない」、「伊方を止めろ」とアピールしました。

デモは四万十市在住の大西正祐、山本祐子、浜田裕介、広瀬正明の4氏が呼びかけたもので、趣旨に賛同する個人、団体が参加するスタイルで取り組まれました。

四万十川の赤鉄橋を出発したデモは「原発とめろ」、「ノー、ニュークス」などと書いたプラカード、マラカスや太鼓などパーカッションを手に、「原発いらない」、「原発なくてもええじゃないか」と商店街でアピール。

四国電力中村支店前では「危険な伊方をすぐ止めろ」と声をあげ、歌手の浜田裕介氏(日本共産党四万十市議)が自作の「メルトダウンブルース」で原子力発電撤退を求めました。

デモには千葉県から夫の実家に幼稚園児を連れ疎開した親子も参加。33歳の母親は「私たちは震災避難民、さよなら原発」と書いたタスキをかけ「早く千葉に帰れるようにしてほしい。原発はいらない」とコメント。

デモを終えた浜田市議は「ずっと歌っぱなしで疲れたが、よいデモになった」と話していました。(2011年5月29日 高知民報)