2010年12月12日

TPP交渉反対意見書を採択 高知県議会 共産・自民が提出 反対は民主・大石議員のみ

反対は民主・大石議員だけだった(11月30日、高知県議会)
菅政権が来年6月の正式参加をめざしているTPP(環太平洋戦略的経済連携協定、すべての品目の関税を撤廃して自由化する協定※)協定交渉への参加に反対する意見書が11月30日の臨時県議会で賛成多数で採択されました。

同意見書はTPPについて、「我が国の食料・農業・農村に壊滅的な打撃を与えることは火を見るよりあきらか」、「交渉に参加しないこと」、「食料自給率50%早期達成」などを求める内容。「日本共産党と緑心会」が提起し、趣旨に賛同する自民党と文言をすりあわせまとめたものです。
30日の本会議では自民党の中西哲議員が提案理由の説明に立ち、自民・共産緑心・県政会・公明・南風・民主党・県民クラブ(大石宗議員除く)の賛成、反対は民主党県連幹事長を務める大石議員1人でした。(2010年12月12日 高知民報)