2010年8月1日

高知県立・高知市民図書館合築やめて 「高知の図書館を考える県民の会」結成

改築が迫っている高知県立図書館と高知市民図書館を合築や機能統合ではなく、それぞれの図書館の果たすべき役割をふまえ単独で整備することを求める「高知の図書館を考える県民の会」が7月23日に結成されました。

「県民の会」では合築や統合では、県立図書館が果たさなければならない市町村図書館の支援活動や資料保存に支障が出るおそれがあること、全県の利用者を対象にするために不可欠な駐車場が不十分になることなど、県立図書館が昨年8月に提言した「高知県の図書館行政のあり方」の内容に沿いながら、高知県と高知市、両教育委員会などに働きかけを強めていくことにしています。

この日の会合には図書館関係者や利用者、視力障害者、林照子高知市議(共産)、岡崎邦子同市議(市民クラブ)らが出席しました。(2010年8月1日 高知民報)