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賛成多数で島崎議員への問責決議案が可決された |
6月21日の高知市議会本会議質問で、「自民党みらいの会」の島崎利幸議員が、大相撲の野球賭博事件報道を取り上げながら、賭博を容認する質問をした問題で同月24日、同議会は賛成多数で島崎議員への問責決議を可決しました(賛成は新風ク、市民ク、共産、公明ら。反対は自民と浜田拓議員)。
この発言に対し水口晴雄議長が取り消しを求めましたが、島崎議員が拒否したために、問責決議が提案可決されました。
島崎議員のここ数年の問題発言などは以下。
2007年3月 女性を「錆びた機械」と蔑視した発言をしたことで辞職勧告決議を受ける。
07年4月 同市議会選挙に最下位当選し「辞職勧告決議など関係ない、私を落選させようとした者たちにざまあみろと言いたい」とテレビで発言。
08年3月 房総沖で発生した海自衛隊イージス艦が漁船と衝突した事故で、漁船に乗っていた被害者親子を「居眠りでもしていたんだろう」と本会議質問。批判を受け発言の一部を取り消し。
09年3月、経済文教委員会審議を無断退席して、WBC決勝戦を放映するテレビがついた議員控室に数時間いたことが問題に。
6月21日の本会議での島崎議員の発言要旨
大相撲の力士が野球賭博をしたと毎日毎日この一週間。いい加減にしてもらいたい。決してそういうギャンブルがよいとは思わないが、新聞記者の諸君は麻雀をしないのか。麻雀は確実に賭けてやる。力士はすることないわ、朝早くから、土もつれになって稽古して、ちゃんこ食べて、座布団しいてオイチョカブにチンチロリン。内々でね。私にはそういう経験がありますから。毎日毎日、テレビや新聞が大騒ぎしてとりあげることはない。相撲をつぶしますよ。そう思いませんか。(7月4日 高知民報) |