2010年1月10日

西武跡地「高買は違法」 尾崎高知県知事 買収も交換もせず

尾崎県知事の記者会見(2009年12月24日)
高知市南はりまや町の西武デパート跡地にパチンコ店が建設される恐れがあるとして、土佐電鉄社長が代表を務める「市民団体」が県が買収することを求めている問題で、尾崎正直・県知事は昨年12月24日の記者会見で「鑑定価格を上回る買収は違法でありできない」と発言しました。知事の発言要旨は以下。

尾崎 多くの県民が、この問題について心配しておられることと思う。私個人としても、高知の生まれであり、個人的には思いを持っているつもりだ。

西武跡地を何とかすることができないのかということで、県としてもいろいろなことを考え交渉してきた。土地を直接取得することはできないのか、他の土地と交換することはできないのかと考え、交渉を続けてきたわけだが、残念ながら所有者の都合もあり、何よりも取得するにしても、価格について折り合いがつかなかった。さんざん県としてもいろんなことをやってきた結果として今に至っている。 

行政があの西武跡地の土地を取得するということについては、行政が土地を取得することになると、鑑定評価による適正価格を大きく上回る金額で取得することはできない。違法となる。裁量権の濫用になって法律違反になる。
県民の皆様から預かっている税金を使って土地を取得するなら、鑑定評価の価格を参考にした適正価格でなければ購入できない。

新しい所有者に「県民がこれだけ熱い思いを持っている土地なんですよ」ということを、よくよく理解してもらい、本当にふさわしいものを作ってもらいたいということを訴えていく。(2010年1月10日 高知民報)