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12月15日の県議会総務委員会 |
12月15日の県議会総務委員会で、県議会・自民党の森田英二県議が高知市立中学校を名指しして「動物園だ」と発言しました。
森田県議の発言は、県立高知工業高校の教職員が起こした「盗撮」事件について県教委事務局から報告を受けての論議の中で、教職員の「質の低さ」が最大の問題であると強調する中で飛び出したもの。
発言内容は以下。「A中、B中、C中などを最近見た(実際には実名で)が、随分よくなった学校もある。A中などはよくなった。C中はよくなったとはいえ、すさまじい状況。動物園と3年前は呼ばれていたが、今は随分よくなりましたというが、僕らの目で見たら動物園。失礼やけど」
この日の総務委員会の議論では、他にも森田県議が「全員辞めてもろうたらどうぜ、教師は」(勢い余って言い過ぎたと後で修正)、西森潮三県議は「(先生は)社会的常識に欠ける人が多すぎる」など暴言が相次ぎました。
この発言に対し、高知市教委関係者は「頑張っている生徒もたくさんいる。生徒や保護者が聞いたらどう感じるか。あまりにも配慮がない。謝罪して撤回すべきだ」と話していました。(2008年12月16日 高知民報) |