2008年10月19日

解同市協で教員研修 高知市A中 全教員40人に森田益子前議長が講演
高知市立A中学校で夏期の「研修」と称して全教員40人を、部落解放同盟高知市連絡協議会(竹内千賀子議長)事務所が入る建物に連れていき、森田益子・同市協前議長の講演を聞かせていたことが、このほど分かりました。

「研修」があったのは7月31日。A中の校長は「教員に介護の勉強をしてもらいたいと思い、やさしいグループの介護施設の見学を計画した。この施設には市協の事務所が隣接しているので、森田さんに部落解放の歩みについて話してもらった。昨年まではやっていない。初めての取り組みだ。解同だからということではない。誰であっても地域に学ぶことを大切にしている」。

市教委人権教育課の吉岡潤課長は「研修の目的に合致していれば、(解同事務所での研修も)ありうるのではないか」と容認する姿勢。

高知市内の小中学校では、小笠原政子・元一ツ橋小教諭への森田益子氏による「部落民宣言」の強要とプライバシー侵害が認められた一ツ橋小事件の高松高裁判決(94年)、在職死亡した沢谷楠寛・朝倉中校長の死因に解同市協の確認糾弾を認定した高知地裁判決(02年)を受けて、解放同盟と学校現場とのあからさまな関係は一定回避されてきた傾向もありましたが、時間の経過と事件の風化の中で、再び癒着する流れが出てきていることは重大です。(2008年10月19日 高知民報)