2008年6月16日

同和随契 可及的速やかに→段階的に廃止? やっぱり曖昧 岡崎高知市長
6月16日から始まった高知市議会で岡崎誠也・高知市長は同和団体へ「仕事保障」の目的で実施している特命随意契約による業務委託について、「可及的速やかに、段階的に廃止する」と述べましたが、具体的な期日は明らかにしませんでした。

同和隋契損害賠償訴訟原告の田所辨蒔氏が「岡崎市長は和解交渉の場で部落解放同盟側の要望もあり5年で解消したいと述べていた」と言うように、岡崎市長の発言は、5年を念頭に置いていると思われますが、裁判所から違法状態であると指摘されているものを行政が5年も続けるとは言いがたいものがあり、また原告側が「5年などということであれば和解はしない」という態度を明確に示していることから、具体的な期日を明らかにしていないものと考えられます。(2008年6月16日 高知民報)