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9日、共産党高知県委が十河副知事に申し入れ |
アメリカ海軍のイージス艦「オカーン」が5月21日から26日まで宿毛市の宿毛湾港池島岸壁への入港を予定していることに県下で抗議の動きが広がっています。
5月9日には日本共産党高知県委員会と同県議団が十河清・高知県副知事に対し、非核証明の米側への提出など、港湾管理者としての毅然とした対応を求める要望を行いました。申し入れでは塚地佐智県議が「オカーンはイラク戦争の作戦に参加している。このような軍艦が非核港湾決議を持つ高知県の友好・親善の対象になるのか」と指摘。十河副知事は「日米安保と地位協定のことがらであり、役割を担っているのは政府なので、核兵器の確認の方法は政府への照会とした」と述べるにとどまりました。
5月11日には四万十市内で幡多地域における運動体を立ち上げる会合が開かれる予定。13日には地元の労組などが宿毛市長へ入港反対を申し入れる動きがあります。また高知県原水爆協議会と高知県平和委員会は5月9日、外務大臣・高知県知事・宿毛市長に入港に反対するFAXを送付しました。(2008年5月9日 高知民報)
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