２００８年１月７日

尾�ｱ知事が解同県連「荊冠旗開き」へ出席を予定

尾�ｱ正直県知事が１月１０日に高知市内で開かれる、部落解放同盟高知県連の「荊冠旗開き」に出席を予定していることが明らかになりました。 解同県連は、県幹部が背任で有罪判決が下った「モードアバンセ事件」で、県政を歪める働きかけをした側の団体であり、また県幹部が金融機関に念書を多発して倒産を回避するため異様なテコ入れをした「よこはま水産」社長が副委員長を務めるなど、威圧的な対県交渉を背景にして一連の県同和行政の歪みを生み出した当事者といえる存在でした。 昨年１１月の知事選挙で解同県連は尾�ｱ氏を推薦。橋本大二郎・前知事時代には冷却していた解同県連と県政との距離感が、どのように変化していくのかが注目されます。 県人権課によると「荊冠旗開きには平成１５年１月以降、知事は出席しておらず、部長が挨拶を代読していた。今年は知事が交代したこともあり、どこの団体にも顔を出しているのではないか」。尾�ｱ知事は、同和団体との関係については、行政の主体性と透明性を重視して一定の距離をとってきた橋本県政の方針を引き継ぐことを明らかにしています。（２００８年１月７日高知民報）