2007年6月29日

高知県議会 女子大移転造成費を減額修正 橋本知事「21年4月再編統合は困難に」
   女子大移転費を削減する修正案を可決した6月29日の県議会本会議
6月29日、県議会本会議は、県立高知女子大学池キャンパス移転のための用地造成費を削除する修正案を賛成多数で可決しました。

修正案に賛成したのは桑名龍吾、武石利彦、土森正典、森田英二、結城健輔、三石文隆(敬称略 以上自民6)、県民クラブ(5)、日本共産党と緑心会(5)、公明党(3)、南風(2)。

反対は上記以外の自民(7)、県政会(9)、西風(1)でした。


女子大移転費の削減は、6月22日の本会議で中根佐知議員(共産緑心)、桑名龍吾議員(自民)が要求していました。

議会閉会後、橋本大二郎県知事は取材に答え「県立大再編統合は長年の議論を積み重ねてきた。姿勢を変えることなく自信を持って事業をすすめていくが、21年4月の再編統合のスタートは難しくなった。看護学部の拡充へ影響を少なくする何らかの対応策は考えなくてはならない」、議案の再提案の可能性については「具体的な選択肢を持っているわけではない」と回答しました。