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廃止される2学科が入る高知女子大永国寺校舎 |
「県立大学改革」による学部再編で、廃止されることが決まっている県立高知女子大学の生活科学部生活デザイン学科・同環境理学科の在校生に、自分たちの学びの場はどうなってしまうのかという不安が広がっています。
県が作成した「県立大学改革基本計画」では生活デザイン学科と環境理学科は廃止が確定。21年度から池地区に統合移転される予定の新キャンパスには、廃止される2学科のスペースは存在していません。
この2学科の在校生の学ぶ場について同大改革推進室は「池の新キャンパスには2学科のスペースはないので、永国寺に残ることになるのではないかと思われるが、細かいことはまだ未定」との回答。
同大は、廃止される学科について来年度も新入生を募集する予定ですが、在校生の学ぶ環境すらどうなるかが、はっきりしない状態のままでは、無責任のそしりを免れません
大学からの説明もないまま、学生は自分たちの学習環境が一体どうなってしまうのかと、日々不安な思いを募らせています。大学・県は一刻も早く、はっきりした方針を確定して、学生の学習する権利を断固守るという姿勢を明確に示すことが急がれます。
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