2007年1月23日

結城証人 「なぜこの時期なのか納得いかない」 一部県議「疑惑」知りながら予算通した 県議会百条委
結城証人
1月23日の県議会産経委(百条委権限を付与)の証人尋問で、結城勢賢・元水産振興課補佐は、一部県議が今回の問題を以前から知りながら予算を通してきたにもかかわらず、突然持ち出してきたことを批判する証言を行いました。今回百条委に提出された資料には「T議員は知っていた」という内容の記述があり、今回の「疑惑」の口火を切ったのは自民党の土森正典議員でした。結城氏の証言の該当部分の要旨は以下のとおり。

この問題が今なぜ提起されたのか納得がいかない。この予算は7回県議会の議決を得ている。18年度予算は3月17日に議決されている。1ヶ月もたたない4月14日の業務説明でこの問題が提起された。1ヶ月足らずの間に「疑惑」を知ったのか。納得がいかない。昨年7月3日の高知新聞記者座談会でC記者が、「議会内ではずっとくすぶっていた。闇融資の水産版がある」と報じ、7月12日に(野村氏が)この委員会で「マスコミや一部県議はすでに知っている」と証言している。一部の県議はこの問題を知っていながら数回予算を議決したのは納得がいかない。この委員会でこの疑問も明らかにしてもらいたい。