2006年9月14日

橋本知事 高レベル放射性廃棄物処分場受け入れ改めて否定

 発言する橋本知事
橋本大二郎県知事は9月14日の記者会見で、県内で相次いで表面化している高レベル放射性廃棄物処分場誘致について、受け入れに否定的なこれまでの考え方に変わりがないことを明らかにしました。

会見で橋本知事は2004年2月議会での「『「自分の任期中は受け入れるつもりはない』という答弁に変わりはないのか」との質問に答え、「自分の考え方や気持ちに変わりはない」と述べました。

また知事は処分場誘致が、観光を軸にした県づくりの方向と相容れないことを強調。「無駄な金を使って、無駄な地域のズレや溝を作ってきた。地方をここまで追い込んでおいて、札ビラで頬をたたくやり方に疑問を感じる」と国のすすめる原子力行政を痛烈に批判しました。