2005年11月6日


本当にエコ? これでいいのか風力発電


         稜線を切り開き林立する巨大風車

津野町と旧仁淀村を分ける鶴松森(1100メートル)から東に伸びる稜線に20基の風力発電所を設置する計画がすすんでいます。設置者は東京の総合商社双日や大阪ガス。風車は三菱重工製、工事は大旺建設で、四国電力への売電が目的です。

クリーンエネルギーといいながら、約4キロメートルにわたり稜線の樹木を大量に伐採し、山を削り巨大な重機が入れる道路をつけて、高さ100メートルの風車が林立。葉山から長者に抜ける道として今も名が残る「半山越」も面影はなく、巨大な風車が鎮座しているだけになっています。県下の他地域でも同様の問題が起きており、環境に与える総合的な影響を考える時です。

          半山越の様子