鏡ダムの水位低下止まらず 降雨無ければ来週には給水制限へ(高知市水道局)
高知県のホームページより
高知市民の水瓶である鏡ダム(高知市鏡)の水位の低下が止まりません。同ダム管理事務所によるとこのまま雨が降らなければ7月13日頃には最低水位を下回り、下流にまったく水を流すことができなくなる」と話しています。
6月30日18時での貯水位(海抜)は63・77メートル。6月28日は64・4メートル、29日には64・1メートルと、高知市周辺で多少雨がぱらつくことがありましたが、影響はなく水位は下がり続けています。
同ダムは水位が最低水位である53メートルを下回ると、放水口に水面が届かなくなることから下流への放流ができなくなる構造。県鏡ダム管理事務所では下流に放流する水量をさらに減らして水位の低下を先延ばしして雨を待つ方針。
鏡川を重要な水源にしている高知市水道局では「鏡川、仁淀川ともに取水制限が強化されてきている。今は多少の余裕はあるが、このまま雨が降らなければ来週半ばには一部給水を絞ることをしなければならない」と話しています。