2005年3月15日


「民意問わない合併は将来に禍根」 香北町・土佐山田町役場職員から駆け込み合併に疑問の声

一度否定された住民土佐山田町・香北町・物部村の合併を、改めて住民の意思を問うことなく強引に3月末に強行しようとしていることに対し、住民と密接にかかわる役場職員の中で、執行部の姿勢を批判する声が高まっています。

香北町役場の職員でつくる香北町職員労働組合は3月11日、野島民雄・香北町長に、合併を否定した昨年8月のアンケート結果を覆すのであれば民意を数量的に把握しなければならないこと、合併推進の根拠にしている「住民発議」の追加署名はすべての有権者に意思表示の機会を保障したものではないことから、改めて全町民を対象にしたアンケートの実施を求めました。土佐山田町の職員の中からも同様の動きがでています。