2004年12月24日
大崎県教育長 県立図書館、現在地での整備に言及
大崎博澄・県教育長は12月24日、老朽化と蔵書スペースの不足で整備が迫られている県立図書館について、現在地での整備を念頭に置いて来年度の予算要求をしていく認識を示しました。同日県庁知事室で行われた橋本大二郎県知事・大崎県教育長と、県議団「日本共産党と緑心会」の懇談の席上述べられたもの。
大崎県教育長の発言要旨は「まちづくりや中心市街地復興と組合わせて図書館構想が成り立つものなら(高知西武への移転に)乗りたい思いもあるが、無理なら現在地で最小の費用で新しい機能にする現実的な道をとるしかないと考えている」。
県教委は県立図書館の高知西武跡地への移転に強い意欲を持っていましたが、同地にシネコンを建設する計画が具体的に進行していることが先日明らかになり、方針の抜本的な見直しが迫られていました。