稜線に迫る山腹崩壊 三嶺フスベヨリ谷
稜線から崩壊した谷を見下ろす(2004年10月11日)
香美郡物部村の三嶺(1893メートル)で9月末に発生した大規模な土石流を誘発した山腹崩壊は、上部の末端が稜線まで数メートルまで迫っており、新たな崩壊が起こる可能性があります。
今の所、稜線を通過する登山道と崩壊箇所は少し離れていますが、知らずに近づいたり(上からは崩壊していることが分かりにくい)、今後、浸食が進めば危険になることから、注意を喚起する掲示等が必要です。
また崩壊によってフスベヨリ谷沿いの登山道が消失している情報がほとんど入山者に知られていません。知らずに入り込み、右往左往する県外のハイカーの姿が多く見られます。早急な対応が求められます。
崩壊は稜線へ数メートルまで迫っている