2003年12月7日 高知民報
高知県知事選挙の結果について
2003年11月30日 日本共産党高知県委員会
支援者ともに当選を喜ぶ橋本氏
11月30日投票の高知県知事選挙は、現職の橋本大二郎知事が、松尾徹人前高知市長を破り四選を果した。日本共産党は、橋本知事のもとで県政改革をいっそう前進させるいう立場から、橋本知事を応援し、橋本知事を支える草の根の方々と共同してとりくんだ。
今回の知事選挙は、県民に開かれた県政の改革路線をさらにすすめるか、利権集団や特定勢力などの言いなりになる「しがらみ県政」の復活を許すのかが問われたたたかいであった。古い県政の復活をめざす勢力は、現職の県都の市長が、市政を投げだして知事選に臨み、自民党県連、社民党が推薦、公明党県本部が支持、民主党が「協力候補」と決定するという総かがりの布陣で臨んで来た。また、知事選を直前にして、なんら物証のない「選挙疑惑」なるものが持ち出され、県議会を舞台に異常な橋本知事攻撃が繰り広げられたが、県民の良識は、これらを打ち破り、しがらみ県政の復活を許さなかった。この勝利を多くの県民とともに歓迎するものである。
日本共産党は、新しい橋本県政のもとで、引き続き前向きの是々非々の立場で、県民に開かれた県政の改革のいっそうの前進、県民のくらしと地方自治を守るため、県民と力をあわせ、いっそう奮闘する決意である。